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コンテンツ カタログで基本ファイル グラフ セクションを使用すると、将来のバージョンの Revit を使用する際、ファミリの将来対応に役立ちます。

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対応者:Laura Higley
一週間前以上前にアップデートされました

コンテンツ カタログで基本ファイル グラフ セクションを使用すると、将来のバージョンの Revit を使用する際、ファミリの将来対応に役立ちます。多くのクライアントが、使用している旧バージョンの Revit コンテンツを管理し、コンテンツ カタログにより自動でアップグレードできるように選択しています。

基本ファイル グラフ セクションに移動するには、ファミリの詳細を表示中に[ファイル履歴]タブをクリックします。

以下に示す基本ファイル グラフ セクションでは、このファミリが 2015 年に最初に作成され、コンテンツ カタログによって自動的にクラウドにアップグレードされたことが分かります。

上の画像で示す各アイコンが何を表すかは次のとおりです。

  • 雲マーク: コンテンツ カタログが自動的にクラウドから取得するバージョン

  • 「利用不可」記号: コンテンツ カタログが取得しなくなったバージョン

  • 矢印付き線分: アップロードされたファイルのファイル バージョン(「基本ファイル」ともいう)

たとえば、ユーザーのチームがプロジェクトに 2020 を使用している場合、コンテンツ カタログがそのバージョンをクラウドから取得するため、チームは手作業でファミリをアップグレードする必要はありません。上記の例では、Revit 2018 の別の基本ファイルが、変更されたパラメータ データとともにアップロードされていることが分かります。このような場合、コンテンツ カタログは、最新の Revit バージョンの 2018 基本ファイルを、次の年のアップロードされた基本ファイル(上の例では 2021)までアップグレードします。

この作業をコンテンツ カタログが実施したことで、Revit の将来のバージョンに使用される 2 つ目の基本ファイルが整備され、このファミリが将来のバージョンに対応することが可能になりました。つまり、ユーザーが Revit の最新バージョンを使用していれば、コンテンツ カタログはそのバージョンの基本ファイルを使用しますが、それでも Revit の旧バージョンを使用するプロジェクトのために旧バージョンを引き続き保持します。

言い換えると、プログラムのバージョンに対して複数のバージョンまたは複数のコレクションの保持に関する心配は無用だということです。

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